(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ロシア極東地域に適した電力系統の安定化を実現するエネルギーマネジメントシステム(EMS)構築プロジェクトの進捗状況を紹介した。このプロジェクトは、風力発電システムの導入、ディーゼル発電機・蓄電池等を組み合わせた再エネ協調システムの導入(2019年9月予定)を段階的に進め、2019年12月からEMS全体の本格的な実証運転に移行し、ディーゼル発電機に依存した小規模な独立系統地域の多い同地域の電力供給システムの効率化を図り、燃料の年間使用量の約16%削減などを実現しようとするもの。今回、マイナス30℃以下での運転を可能とする極寒冷地仕様の風力発電システム(中型風力発電機(300kW)×3基)をサハ共和国のティクシ市内に完成させ、風力発電システムの実証運転を開始した。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | ロシア | エネルギーマネジメントシステム | ディーゼル発電機 | サハ共和国 | 極東 | 再エネ協調システム | 独立系統地域 | 極寒冷地仕様 |
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