広島県は、平成30年版環境白書を発行したと公表した。同書は、平成28年3月に策定した「第4次広島県環境基本計画」の体系に沿って、同県の環境の状況や課題およびこれかに対する取組などを幅広くまとめたもの。環境施策の取組として、同計画に基づいて以下の3項目を掲げている。1)環境への負担の少ない接続可能な地域社会づくり、2)同県の地域特性や強みを生かした施策の展開、3)地域課題の解決に資する環境施策による「環境・経済・社会」の統合的向上。また、第3次環境基本計画から継承した、5つの施策とともに、地域課題の解決にも役立つ環境施策に取り組むという。1)低炭素社会の構築、2)循環型社会の実現、3)地域環境の保全、4)生物多様性の保全、5)人づくり・仕組みづくり。なお、同書は、広島県環境政策課で有償頒布している。