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 環境省と大日本印刷、新宿御苑で商用電源の要らないデジタルサイネージの実証実験を開始

発表日:2019.01.29


  環境省(自然環境局新宿御苑管理事務所)と大日本印刷(株)(DNP)は、災害発生時の停電状態でも太陽光のみで稼働するデジタルサイネージの実証実験を行うと発表した(実証期間:平成31年2月~7月)。「新宿御苑」は東京都新宿区・渋谷区の広域避難場所となっており、近年では外国人来園者が増加している(平成29年度実績:250万人)。今回、同管理事務所と太陽光発電で稼働する屋外型デジタルサイネージの開発を進めているDNPが連携し、災害発生時の停電状態でもタイムリーな情報を「多言語」で発信することなどを目的として、新宿御苑の中央休憩所付近に実証用の媒体(太陽光パネル:200 W×2、蓄電容量:2,640 Wh、表示部:32インチ液晶カラーディスプレイ等)を設置する。通常は園内の施設概要や見どころや、新宿エリアの天気予報等のコンテンツを配信し、緊急地震速報の多言語表示、地震の状況や避難場所等の情報も表示する(LTE回線使用)。LED照明も付帯しており、無日射で約3日稼働できるという。

情報源 環境省 報道発表資料
大日本印刷(株) ニュースリリース
機関 環境省 大日本印刷(株)
分野 地球環境
環境総合
キーワード 太陽光発電 | 環境省 | 大日本印刷 | 新宿御苑 | 自然環境局新宿御苑管理事務所 | デジタルサイネージ | 屋外型デジタルサイネージ | 多言語 | 災害発生時 | 停電状態
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