環境省は、平成26年度「廃棄物埋立処分場等への太陽光発電導入促進事業」の2次公募を開始したと発表した(募集期間:平成26年11月10日~28日17時必着)。廃棄物埋立処分場等への太陽光発電導入には、太陽光発電の沈下にも備え、廃棄物埋立処分場等の排水処理やガス抜き等の維持管理を継続する必要がある。また、廃棄物の自重による沈下があることから、その特徴を考慮して設置方法や維持管理対策を講ずることが必要である。同事業は、廃棄物埋立処分場等への太陽光発電の導入に当たり、廃棄物の適正処分の確保に係る先進的な技術の導入を支援するもの。補助対象事業は、1)災害時に撤去できる可動式架台・支持装置等、2)防雨機能としても活用できる屋根式架台・支持装置等、3)不均一な地盤沈下の可能性のある処分場等にも設置可能な架台・支持装置等、4)腐食性ガスにも耐えられる架台・支持装置等、5)最終処分場の維持管理のための電力供給システム、6)処分場等及び太陽光発電設備の地盤沈下量等を計測するモニタリング機器類、である。