京都市は、「京都気候変動適応策の在り方研究会」を設置したと発表した。この研究会は、気候変動の影響による被害を回避・軽減するための「気候変動適応策」についてさまざまな視座からの検討を行うために設置されたもの。気候変動の影響は一つの市町村で完結するものではなく、広域的な対策を進める必要があることから、京都市環境審議会の部会である地球温暖化対策推進委員会のワーキンググループおよび同審議会の部会である地球環境部会の専門委員会と位置付け、合同で研究会を開催する。今回、1)京都における適応策の在り方や施策の進め方、優先的に対策を進める分野など、2)地域気候変動適応センターの役割、機能、体制など、について議論や検討をするべく、学識経験者、研究者等8名からなる研究会を設置し、平成31年3月19日に第1回研究会を開催し、同年夏頃までに3回程度開催するという。