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 NEDOと横河電機など、中国の工場で省エネ設備とEMSの導入効果を検証

発表日:2019.07.26


   (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と横河電機(株)ほか2社は、中国を対象に実施している「広東省における電力需給調整アグリゲーションに適用可能なエネルギーマネジメントシステム(EMS)実証事業」の進捗状況を紹介した。同実証事業は「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業(前身となる事業の開始年度:1993年度)」の91番目の事業で、実施に先立ち、2017年9月にNEDOと中国・国家発展改革委員会が基本協定書を締結し、付属書により実施を委ねられた3社と中国側3社が具体的な内容を規定した。2017年12月から、中国広東省にある2つの工場において、既存設備を日本の省エネ設備(ターボ冷凍機、スパイラル式熱交換器)に更新する作業や、EMSの導入、試運転などが行われてきた。今回、それらの本格的な実証運転を開始し、個々の生産現場におけるエネルギー需給の改善や、経営の観点に配慮した基幹業務システムとの連携、さらに2工場のエネルギー効率の最適化・デマンドレスポンスの実現可能性などを検証するという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
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日本総合研究所 NEWS
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構 横河電機(株) (株)日本総合研究所 東京電力ホールディングス(株)
分野 環境総合
キーワード NEDO | エネルギー効率 | 横河電機 | ターボ冷凍機 | 広東省 | デマンドレスポンス | 電力需給調整 | アグリゲーション | スパイラル式熱交換器
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