環境省は、令和元年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(我が国循環産業の戦略的国際展開による海外でのCO2削減支援事業)」に係る補助事業の公募結果を公表した。同事業は、相手国側の廃棄物処理・リサイクル分野におけるニーズを踏まえた日本の循環産業の海外展開を支援するもの。平成31年4月12日から公募を行い、応募案件の審査を行った結果、令和元年8月19日までに4件の事業を採択することを決定した。6月14日発表分:1)タイ王国サラブリ県における産業廃棄物のセメント工場向け石炭代替燃料化事業(リマテック(株))、2)インドネシアにおける廃タイヤ利用発電事業(住友重機械工業(株))、8月19日発表分:3)インドネシア国ジャカルタ特別州における廃棄物発電施設と下水処理施設の統合事業(JFEエンジニアリング(株))、4)オマーン国低環境負荷型WEEE(廃家電)リサイクル設備導入等可能性調査((株)エックス都市研究所)。採択事業の詳細等は、(公財)廃棄物・3R研究財団のウェブサイトで確認できる。