環境省は、平成30年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(我が国循環産業の戦略的国際展開による海外でのCO2削減支援事業)」の補助事業者である公益財団法人廃棄物・3R研究財団は同事業の二次公募を開始すると発表した。同事業は、今後数年以内に海外において、廃棄物処理に関するサービスを提供する事業、処理事業者等から委託を受けて施設建設を行う事業(直接エネルギー起源CO2が削減されるものに限る)の実現可能性調査に係る経費を補助するもの。現時点で示されている二次公募の実施期間は平成30年7月5日から平成30年11月30日までであるが、提出された事業案を順次審査し、その都度採択するという流れで進むため、採択額の合計が予算額の上限に達した時点で書類受付等を終了するという。なお、同事業においては、平成30年度当初の募集・審査の結果、既に、ベトナム国ホーチミン市における有機性廃棄物メタン発酵事業(日立造船(株))など4案件が採択されている。