環境省は、平成30年度「家庭部門のCO2排出実態統計調査」の結果(速報値)を公表した。同調査は、家庭部門の詳細なCO2排出実態等を把握し、地球温暖化対策の企画・立案に資する基礎資料を得るために、同省が平成29年度から本格的に実施しているもの。全国10地方の店舗等併用住宅以外の住宅に住む主世帯13,000世帯を対象に、世帯構成、住宅の建て方、電気、ガス等のエネルギー消費量、家電製品別の使用状況など、延べ496項目にわたって詳細調査を行い、得られた結果等を利用してCO2排出量を推計している。世帯あたりの年間CO2排出量は3.04 t- CO2であり、前年度と比べると0.16 t- CO2(5.0%)減少した。調査では、二重サッシまたは複層ガラスの窓の有無等の住宅属性や、冷蔵庫、照明等の機器の使用状況についても調査しているが、それらとCO2排出量との詳細な要因分析は確報値において行う予定。調査結果について、地方公共団体、大学等による活用を進め、引き続き、同調査のさらなる活用に取り組んでいくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 家電製品 | 環境省 | CO2排出量 | 家庭部門 | エネルギー消費量 | 地球温暖化対策 | CO2排出実態 | 全国10地方 | 使用状況 |
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