環境省は、平成21年度地球温暖化対策技術開発事業(2次公募)の採択案件を内定し、公表した。同事業は、省エネルギー対策又は石油代替エネルギー導入によりエネルギー起源二酸化炭素の排出を抑制する、効果的な地球温暖化対策技術の実用化・製品化について、民間企業、公的機関、大学等の研究機関から提案を募り、優れた内容の取組を支援するもの。今回の2次公募では、循環資源由来エネルギー利用技術実用化開発分野と製品化技術開発分野の2分野について公募を行い、応募のあった14件の事業について、専門家・有識者からなる評価委員会の評価及び審査を経て、製品化技術開発分野で計3件の採択を内定した。評価及び審査に当たっては、特に「バイオマス利活用分野」と「水素/燃料電池分野」に該当する課題について、各分野における専門家による事前評価を行うことにより、体制の充実を図ったという。