経済産業省と環境省は、平成21年10月12日から16日まで、スイスのジュネーブで開催された「残留性有機汚染物質検討委員会第5回会合(POPRC5)」の結果を公表した。POPRCは、POPs条約対象物質に提案された規制候補物質について、1)スクリーニング、2)危険性の概要(リスクプロファイル)、3)リスクの管理に関する評価の検討プロセスを経て、POPs条約の締約国会議(COP)への勧告を行う。今回の会合では、スクリーニング審議にかかっていたヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)について、リスクプロファイル案を作成する段階に進めることが決定された。また、リスクプロファイル案の審議にかかっていた2物質のうち、エンドスルファンは、リスクの管理に関する評価案を作成する段階に進んだが、短鎖塩素化パラフィン(SCCPs)については、関連情報をさらに収集し、平成22年10月の第6回検討委員会(POPRC6)で引き続き議論することが決まった。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
環境省 報道発表資料 |
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機関 | 経済産業省 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 環境省 | 経済産業省 | リスク | 残留性 | 有機汚染物質 | POPRC | POPs条約 | ヘキサブロモシクロドデカン | エンドスルファン | 短鎖塩素化パラフィン |
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