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 経産省と環境省、残留性有機汚染物質検討委員会第11回会合(POPRC11)の結果を公表

発表日:2015.10.27


  経済産業省と環境省は、平成27年10月19日から23日まで、イタリアのローマで開催された「ストックホルム条約(POPs条約)残留性有機汚染物質検討委員会第11回会合(POPRC11)」の結果を公表した。POPRCでは、POPs条約対象物質に提案された規制候補物質について、1)スクリーニング、2)危険性の概要(リスクプロファイル)、3)リスク管理に関する評価の検討プロセスを経て、締約国会議(COP)への勧告を行っている。今回の会合では、デカブロモジフェニルエーテル(デカBDE)について、条約上の廃絶対象物質(附属書A)に追加することをCOPに勧告することが決定された。また、短鎖塩素化パラフィン(SCCP)について、規制対象物質に追加するための検討をさらに進めること、新たに提案されたペルフルオロオクタン酸(PFOA)とその塩及びPFOA関連物質について、規制対象物質とする必要性についての検討を進めることが決定された。なお、次回会合は、平成28年9月に開催される予定。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 経済産業省 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | 経済産業省 | 残留性有機汚染物質 | POPRC | POPs条約 | 短鎖塩素化パラフィン | PFOA | デカBDE | SCCP | ペルフルオロオクタン酸
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