環境省と経済産業省は、2008年10月13~17日までスイスのジュネーブで開催された、残留性有機汚染物質検討委員会第4回会合(POPRC4)の結果を公表した。同会合は「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」に基づき行われているもの。会合では、新たに提案された規制候補物質について、1)スクリーニング、2)危険性の概要、3)危険の管理に関する評価、のプロセスを経て、締約国会議(COP)への勧告を行い、COPが廃絶・制限の対象にするか否かを最終決定する。今回、危険の管理に関する評価の審議にかかっていた商業用オクタブロモジフェニルエーテル、α-HCH、β-HCHについては、2009年5月の第4回締約国会議(COP4)への附属書A(廃絶)に追加する旨の勧告、ペンタクロロベンゼンについては、同会議への附属書A(廃絶)及びC(意図的でない生成)に追加する旨の勧告が行われた。
情報源 |
環境省 報道発表資料
経済産業省 ニュースリリース(PDF) |
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機関 | 環境省 経済産業省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 環境省 | 経済産業省 | リスク | 残留性 | 有機汚染物質 | POPRC | POPs条約 | HCH | オクタブロモジフェニルエーテル | ペンタクロロベンゼン |
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