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 経産省と環境省、残留性有機汚染物質検討委員会第16回会合(POPRC16)の結果を公表

発表日:2021.01.22


  経済産業省と環境省は、令和3年1月11日から16日まで、オンラインで開催された「ストックホルム条約(POPs条約)残留性有機汚染物質検討委員会第16回会合(POPRC16)」の結果を公表した。POPRCでは、POPs条約対象物質に提案された規制候補物質について、1)スクリーニング、2)危険性の概要(リスクプロファイル)、3)リスク管理に関する評価の検討プロセスを経て、締約国会議(COP)への勧告を行っている。今回の会合では、デクロランプラス並びにそのsyn-異性体及びanti-異性体について、更なる情報収集を行い、引き続き検討することが決定された。また、メトキシクロルについては、リスク管理に関する評価を検討する段階に進めることが決定された。さらに、新たに提案されたUV-328については、リスクプロファイル案を作成する段階に進めることが決定された。なお、POPRC次回会合は令和3年9月末から10月初めにかけてローマで、COP10は令和3年7月にジュネーブで開催される予定という。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
環境省 報道発表資料
機関 経済産業省 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | 経済産業省 | 残留性有機汚染物質 | 締約国会議 | POPRC | POPs条約 | デクロランプラス | POPs条約対象物質 | メトキシクロル | UV-328
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