(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)、JFEスチール(株)および太平洋セメント(株)は、CO2の炭酸塩固定や炭酸塩の有効利用について研究・技術開発協力すると発表した。温室効果ガスの排出削減に向けて、大気や排ガス中に含まれるCO2を低減する技術に加え、CO2を固定する技術の実用化が希求されている。今回3者は、CO2固定技術のうち固定発生源の排ガスに適用される「CO2炭酸塩固定」等について、鉄鋼スラグ・廃コンクリート等から湿式で抽出したアルカリ土類金属を利用してCO2炭酸塩固定技術の高効率化や、炭酸塩の有効利用技術の開発などに取り組む研究会を設置する。RITEの培ってきた研究開発力と鉄鋼・セメント各社の技術力を融合することで、シナジー効果の発揮が期待できるという。
情報源 |
(公財)地球環境産業技術研究機構 プレスリリース(PDF)
JFEスチール(株) ニュースリリース 太平洋セメント(株) プレスリリース(PDF) |
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機関 | (公財)地球環境産業技術研究機構 JFEスチール(株) 太平洋セメント(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 温室効果ガス | JFEスチール | 鉄鋼スラグ | 太平洋セメント | 廃コンクリート | 炭酸塩 | 固定化技術 | CO2炭酸塩固定 | アルカリ土類金属 |
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