(国研)科学技術振興機構(JST)は、多国間研究プログラムのうち「持続可能開発目標達成支援事業(aXis)」の新規課題を決定した。aXisは、規制や社会受容等の「壁」により実用化のステップに進めていない日本の科学技術の研究成果について、途上国におけるSDGs達成に向けた実証試験等を経て、社会実装の促進を目指す本邦の研究機関等を支援する施策。相手国政府やステークホルダーとの調整等を担う人材(国際コーディネーター)が参画する体制により実施され、研究成果の社会実装に向けた障壁緩和を目指すAタイプと社会実装を実現する上で解決が必要な課題を明らかにすることを目指すBタイプに区分されている。今回、Aタイプとして「ザンビア鉱山地区における鉛汚染環境および鉛中毒対策としてのリスクベースアプローチの実践と効果検証(北海道大学)」など10件、Bタイプとして「カンボジアにおける安全な水処理装置の開発と殺菌の科学的検証(名古屋大学)」など10件を採択したという(研究実施期間:2020年4月~2021年3月)。
情報源 |
科学技術振興機構 プレスリリース一覧(PDF)
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機関 | 科学技術振興機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 水処理 | 途上国 | カンボジア | SDGs | ザンビア | 社会実装 | 鉛汚染 | 多国間研究プログラム | 持続可能開発目標達成支援事業 | aXis |
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