環境省は、「漂流マイクロプラスチックのモニタリング手法調和ガイドライン」を改訂し、公表した。同ガイドラインは、海洋表層に漂流するマイクロプラスチックについて、モニタリング結果のデータを比較可能にするため、令和元年5月に第1版が作成された。今回、比較的手軽にモニタリングが実施できる小型船にもガイドラインを適用できるように改訂した。主な改訂のポイントは、1)小型の調査船や漁船でもモニタリングが実施できるよう留意点を追加、2)魚卵やプランクトンなどの浮遊物が多い海域において、サンプリングを分割して行うことを追記、3)モニタリング結果の比較に必要な記録事項を報告するためのデータ入力フォームを作成等である。同省では、今回の改訂により、東南アジア等でのモニタリングを促進するとともに、データ整備で世界を主導していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 海域 | サンプリング | 海洋表層 | 浮遊物 | 漂流マイクロプラスチック | モニタリング手法調和ガイドライン | 小型船 | 漁船 |
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