塩ビ工業・環境協会(会員:(株)カネカほか7社、協賛:伊藤忠商事(株)ほか3社)は、塩化ビニル樹脂(塩ビ)製品のリサイクル推進に係る取組の実績などをとりまとめた「塩ビリサイクルの主な取組について」を公表した。同協会は1998年の設立当初から塩ビリサイクルのシステムづくりなどを支援しており、例えば、塩ビ管・継手協会のリサイクルシステムでは全国80拠点以上、年間2万トンの使用済みパイプを受け入れるまでの成長している。また、2007年に塩ビの環境特性、マテリアル・ケミカルリサイクル技術の現状等を踏まえて策定した、リサイクル推進施策に関する基本的な考え方(以下「ビジョン」)を公表し、それまでの取組を発展させた「リサイクル支援制度」を創設している。この制度を活用した例として、複合塩ビ廃材のマテリアルリサイクルシステムの開発や、塩ビ含有廃プラスチックの脱塩素燃料化システムの開発などがある。一方、近年では樹脂窓のリサイクル促進が課題となっている。また、欧州の先進的な技術や施策を参考に、さらなる萌芽的技術への支援について先行的に取組む必要があるという。
情報源 |
塩ビ工業・環境協会 新着情報
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機関 | 塩ビ工業・環境協会 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | マテリアルリサイクル | ケミカルリサイクル | カネカ | 伊藤忠商事 | 環境特性 | 塩化ビニル樹脂 | 塩ビリサイクル | 塩ビ管・継手協会 | 樹脂窓 | リサイクル支援制度 |
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