環境省は、「資源循環×デジタル」プロジェクトの検討結果を取りまとめ、公表した。同省は、使用済製品や有用金属等を国内で効率良く回収し、リユース・リサイクルするため、資源循環の分野で、モノのトレーサビリティやコミュニケーションの促進機能を持つ情報プラットフォームを構想している同プロジェクトについて、検討結果を取りまとめた。AI、IoT、ブロックチェーンなどのデジタル技術を活用して、使用済製品の機能、有用金属等の含有量、リサイクルの忌避物質などの資源循環に有用な情報のやりとりを拡大することで、使用済製品や有用金属等を国内で効率的に回収し、リユース・リサイクルを促進できると期待している。実証の候補となる具体的フィールドとして、1)特定製品に関するリユース・リサイクルの一体的運営、2)工場排出物の管理合理化などが示された。同省では、今後の取組みの方向性について、2021年度以降具体的なフィールドを定め、資源循環の促進に関するデジタル技術の適用可能性について実証を実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | リサイクル | リユース | 環境省 | コミュニケーション | 資源循環 | トレーサビリティ | ブロックチェーン | デジタル技術 | 使用済製品 |
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