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 日本郵船など、アンモニア燃料タグボートの実用化研究開発を開始

発表日:2020.09.03


  日本郵船(株)、(株)IHI原動機および(一財)日本海事協会は、アンモニア燃料タグボートの実用化に向けた共同研究開発を開始する。3社は2015年に、重油使用時に比べて、硫黄酸化物(SOx)排出量を約100%、窒素酸化物(NOx)排出量を約80%、二酸化炭素(CO2)排出量を約30%削減できる、日本初のLNG燃料タグボートを開発している。今回、国際海運におけるGHG排出削減目標や、CO2フリー水素から製造できるアンモニアの優位性などを踏まえ、新たな共同研究開発に着手することとなった。LNG燃料タグボートの開発・建造・運航で培った知見を活用し、2020年度中に船体、機関、燃料供給システムを含む技術開発、安心安全な運航手法の開発に取り組み、実用性評価を経て、アンモニア燃料タグボート建造に関する検討に着手し、建造検討の目途を付けるという。

情報源 日本郵船(株) ニュースリリース
(一財)日本海事協会 Press Release
(株)IHI原動機 プレスリリース
機関 日本郵船(株) (株)IHI原動機 (一財)日本海事協会
分野 環境総合
キーワード 窒素酸化物 | NOx | 硫黄酸化物 | 日本海事協会 | 国際海運 | CO2フリー水素 | Sox | IHI原動機 | LNG燃料タグボート | GHG排出削減目標
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