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 東京ガスなど、水素製造・利活用ポテンシャル調査（NEDO委託）を開始

  東京ガス（株）と（株）野村総合研究所は、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査（事業期間：2021・2022年度）」を開始する。両社の採択テーマは「首都圏の湾岸および内陸エリアにおけるCO2フリー水素の需要ポテンシャルおよび最適供給システム調査」で、当該エリアにおける水素の社会実装に向けた課題や、最適な水素供給インフラモデルを検討し、水素の社会実装の早期実現に貢献することを目的としている。具体的な調査内容としては、将来の水素需要量や地理的分布の把握、水素需要に置き換わる過程での課題やハードルの抽出・課題解決のために必要な要素を明確化・講ずべき対策の考察、エリアの特性や複数ケースの輸送や貯蔵手法などを考慮した最適な水素キャリアと輸送方式の検討、を挙げている。両社の知見を活かして、首都圏における効果的、効率的な水素導入スキームを構築することで、水素の社会実装の早期実現に貢献する、と抱負を述べている。