国内ニュース


 川崎重工、高効率・低NOxの新型ガスエンジンを発売

発表日:2020.06.18


  川崎重工業(株)は、高い発電効率を示し、窒素酸化物(NOx)排出量も抑えた新型のガスエンジンを製品ラインナップに加えた。このガスエンジンは同社が2011年に発売開始した従来機(販売実績:180台)をベースに性能の向上を図ったもの。出力は7,800kW(50Hz)、7,500kW(60Hz)で、新たに搭載した2段過給システムにより発電効率51.0%(同社従来機比+1.5%)を達成した。また、大気汚染防止法や一部自治体の条例で排出基準が定められているNOx排出量について、200ppm以下に抑え、多くの国内都市の環境基準に対応した。さらに、起動指令後5分で最大出力に到達可能な機動性も併せ持つことから、電力網の需給調整力の向上が望まれるという。

情報源 川崎重工業(株) プレスリリース一覧
〔参考〕川崎重工業(株) ガスエンジン
機関 川崎重工業(株)
分野 環境総合
キーワード 窒素酸化物 | NOx | 発電効率 | 電力網 | 大気汚染防止法 | ガスエンジン | NOx排出量 | 機動性 | 2段過給システム | 需給調整力
関連ニュース

関連する環境技術