環境省は、平成21年12月7日(月)に、平成21年度第2回日本モデル環境対策技術等国際展開検討会を開催すると発表した。アジア諸国の環境問題が深刻化する中、同省では、我が国の公害克服経験をもとに、環境対策、測定技術、規制体系、人材などをパッケージにして普及・展開し、低炭素型・低公害型社会へ誘導するための施策等を進めている。その一環として平成21年度から開始された同事業では、学識経験者や関係業界の専門家等による検討会を設置し、中国・ベトナム・インドネシアを対象国として、我が国の環境汚染対策や環境測定の技術を戦略的・体系的に普及・展開させていくための方策を検討するとともに、中国・ベトナムとの間で環境対策技術の普及・展開に係る協力事業を実施している。今回、平成21年7月の第1回検討会後に行われた現地調査やワーキンググループ会合での検討結果を踏まえ、第2回検討会を開催する。