環境省は、平成30年度の低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査の評価結果を公表した。同調査は、低コスト・低負荷型の土壌汚染の調査及び対策に資する実証試験段階の技術を開発するとともに、当該技術開発の結果を評価し、公表することにより、土壌汚染対策の推進を図ることを目的とするもの。平成30年度の評価対象技術は、大成建設(株)が実施した「デハロコッコイデス属細菌UCH007株を用いるバイオオーグメンテーション技術」で、バイオオーグメンテーション技術の適用範囲を明らかにして、コスト面・環境面での優位性を他工法と比較して、工法としての技術の成熟と普及促進のための実証データを得ることを目的に実施された。評価は、塩素化エチレン類の除去効果(地下水)や、同(土壌)、浄化期間の短縮、全体の浄化コスト、二酸化炭素排出量の削減量について、実証試験の結果から確認されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 土壌汚染 | 環境省 | 大成建設 | 実証試験 | 二酸化炭素排出量 | バイオオーグメンテーション技術 | 評価結果 | 低コスト・低負荷型 | 低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査 | 塩素化エチレン類 |
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