環境省は、我が国における平成20年までのダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)を整備し公表した。これは、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、毎年整備することとなっているもので、今回、ダイオキシン類(PCDD、PCDF、コプラナーPCB)を対象とする、平成9年から平成20年の各年の排出量を整備した。我が国におけるダイオキシン類の排出量削減計画では、事業活動に伴い排出されるダイオキシン類を、平成22年までに315~343g-TEQ/年に削減(平成15年比で約15%削減)するという目標を設定している。今回の目録によると、平成20年のダイオキシン類排出総量は215~223g-TEQ/年(平成15年比で約43%削減)で、前年、前々年に引き続きこの目標量を下回っており、順調に削減が進んでいるものと評価されるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | 環境省 | 排出量 | インベントリー | PCDD | PCDF | コプラナーPCB |
関連ニュース |
|