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 ドルトン東京学園、サステナブルな校舎増築プランを紹介

発表日:2020.12.01


  (学)ドルトン東京学園(東京都調布市)は、国土交通省の「令和2年度第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の支援のもと、ZEB(Net Zero Energy Building)化校舎の増築など(二期計画)に着手する。同学園は、大手予備校・河合塾グループの学校法人を母体とし、2019年4月に中等部を開校した中高一貫校で、米国の教育家が提唱する先進的な教育メソッドを教育の柱として掲げている。今回、学習効率を高めるZEBスクールのモデルづくり等を目指して、文部科学省をはじめ、初等中等教育の学識経験者・専門家が提唱しているSTEAM教育を実現するための校舎を増築する(延床面積2,700 m2、3階建て)。建物内に多様な学習環境を創出するとともに、空気と水のカスケード利用、回遊型ダブルスキンによる外皮性能の向上、躯体蓄熱放射空調、自然エネルギー等を利用したパッシブシステムなどの多様な省CO2技術を取り入れ、環境学習装置としての機能発現を意図した設計となっている。大学や設計者との協働プロジェクトとして取り組み、2022年9月の竣工を目指すという。

情報源 (学)ドルトン東京学園中等部・高等部 News&Topics
(国研)建築研究所 令和2年度(第1回)採択プロジェクト紹介のお知らせ
機関 (学)ドルトン東京学園中等部・高等部
分野 環境総合
キーワード 国土交通省 | ZEB | 省CO2 | サステナブル建築物等先導事業 | 調布市 | 河合塾 | 初等中等教育 | STEAM教育 | 回遊型ダブルスキン | 躯体蓄熱放射空調
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