戸田建設(株)は、筑波技術研究所(茨城県つくば市)において環境技術実証施設のリニューアル計画概要を紹介した。同社は、建設工事によるCO2排出削減の中長期目標を掲げるとともに、2017年に同施設を構築し建物の省エネルギー化に対する実証を行ってきた。今回、所期の実証作業を終えたことに加え、研究所のリニューアル計画が進捗していることから、同施設をさらなるCO2排出削減効果が発現する建物への改修工事に着手した。改修計画では、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく「ZEB」の第三者認証を取得するとともに、環境省の補助事業にも採択されている。また、施設のライフサイクル全体を通じて、エネルギー消費の運用等にともなうCO2排出量よりも、再エネ利用や木材・樹木によるCO2固定・吸収量が上回る(収支差マイナス)というコンセプトに基づき、同社スタッフの新しい働き方を考慮した室内環境を創出し、さまざまな省エネ・再エネ技術を活かしつつ、緑化や木質材料の採用、ビオトープの整備なども行い、施主への提案活動にも利用していくという(2021年7月運用開始予定)。
情報源 |
戸田建設(株) 新着情報
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機関 | 戸田建設(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | ビオトープ | ライフサイクル | 緑化 | ZEB | つくば市 | リニューアル | BELS | CO2固定 | CO2排出削減 | 再エネ |
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