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 戸田建設、技術研究所内に造成したビオトープの特徴などを紹介

発表日:2020.03.27


  戸田建設(株)は、同社技術研究所(茨城県つくば市)に造成したビオトープの特徴や、定期的なモニタリング調査の成果などを紹介した。このビオトープは、企業が建物周辺のスペースを緑化し、生物多様性の保全・再生に取り組むといったニーズに対応するために、園芸種・外来種を使用しない緑地の整備と維持管理ノウハウの蓄積に向けて設置されたもの。2018年11月、東京都環境局のガイドラインや(一社)日本建設業連合会の生物多様性行動指針を踏まえ、自生樹種や在来植物で構成された約200 m2(うち水域:約35 m2)のビオトープを造成し、植物の育成状況を把握するとともに、維持管理に関わるデータ収集が行われてきた。ビオトープそのものが有する生物多様性保全効果の発現に加え、周辺地域の水田や樹林地から採取・調達した地域性在来植物のみで構成された緑地であることが最大の特徴で、独自開発した植栽プレートによる管理が可能であり、造成地における環境教育などへの活用が期待できるという。

情報源 戸田建設(株) 地域性在来植物のビオトープ
機関 戸田建設(株) 
分野 環境総合
キーワード ビオトープ | 生物多様性 | 緑化 | 環境教育 | つくば市 | 在来種 | モニタリング調査 | 生物多様性行動指針 | 地域性在来植物 | 植栽プレート
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