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 残留性有機汚染物質検討委員会第18回会合(POPRC18)の結果を公表 経産省と環境省

発表日:2022.10.07


  経済産業省と環境省は、「ストックホルム条約(POPs条約)残留性有機汚染物質検討委員会(POPRC)」第18回会合の結果を公表した(開催日:令和4年9月26日~30日、開催方法:オンライン)。POPRCでは、POPs条約対象物質に提案された規制候補物質について、1)スクリーニング、2)危険性の概要(リスクプロファイル)、3)リスク管理に関する評価の検討プロセスを経て、締約国会議への勧告を行っている。今回の会合では、デクロランプラス及びUV-328の条約上の廃絶対象物質への追加を締約国会議に勧告することが決定された。また中鎖塩素化パラフィン並びに長鎖ペルフルオロカルボン酸(PFCA)とその塩及び関連物質について、リスク管理に関する評価を検討する段階に進めること、殺虫剤として使用されるクロルピリホスについては、更なる情報収集を行い、引き続き検討することが決定された。なお、POPRC次回会合は令和5年10月にローマで、COP11は令和5年5月にスイス・ジュネーブで開催される予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
経済産業省 ニュースリリース
機関 経済産業省 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード ストックホルム条約 | 残留性有機汚染物質 | POPRC | POPs条約 | デクロランプラス | UV-328 | クロルピリホス | ストックホルム条約残留性有機汚染物質検討委員会 | PFCA
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