味の素(株)の100%出資子会社である「味の素冷凍食品(株)」は、国内全7工場にあるフリーザーに使用している冷凍機を脱フロン化し、2021年3月31日をもって自然冷媒へ転換する。味の素グループは、同社のミッション・ビジョンを実現に向けて社会と価値を共創する取組(ASV:Ajinomoto Group Shared Value)を進めており、味の素冷凍食品のテーマの1つに「脱フロン」があった。2000年当初は冷凍機(国内9工場47基)の自然冷媒への切替えには約140億円の投資が必要と見込まれ、このため同社は工場建替、製造ライン再編、設備能力向上等に積極的に取組んだ。20年にわたる取組の結果、7工場27基に集約することで総投資額も約90億円に抑え、フリーザーに使用している冷凍機の脱フロン化の目途が立った。冷凍機のマルチユニット化技術の構築や、高効率モーターの採用により省エネ型冷凍機の導入などの環境成果も得られ、特定フロン総保有量約70t削減を実現できるという。
情報源 |
味の素冷凍食品(株) プレスリリース(PDF)
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機関 | 味の素冷凍食品(株) |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 味の素 | 自然冷媒 | 冷凍機 | 脱フロン | 味の素冷凍食品 | フリーザー | 工場建替 | 製造ライン | マルチユニット化 | 高効率モーター |
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