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 埼玉県、溶融スラグ使用の境界ブロックを「彩の国リサイクル製品」に認定

発表日:2021.03.26


  埼玉県は、一般廃棄物を溶融処理してできた溶融スラグを原料にした歩車道境界ブロックを「彩の国リサイクル製品」として認定したと発表した。彩の国リサイクル製品認定制度は、リサイクル製品の利用を促進し、リサイクル産業の育成や廃棄物の最終処分量の削減を図るなど循環型社会の形成に資するため、主に県内で発生した循環資源を利用し、安全性や品質など一定の基準を満たすリサイクル製品を知事が認定する制度。今回、(株)ウチコン(埼玉県久喜市)の再生材料を用いたコンクリート二次製品を「彩の国リサイクル製品」として認定した。歩道と車道の境界、路肩、駐車スペースの境界など、道路構築に欠かせないもので、原材料の一部に、溶融スラグやセメントなど再生資源を使用し、環境負荷の低減を図っている。認定の有効期間は令和6年3月31日までで、製品に認定マークを表示できるとともに、県ホームページ等を通じて製品が広報され、その利用促進が図られるという。

情報源 埼玉県 県政ニュース(報道発表資料)
機関 埼玉県
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 溶融スラグ | 循環型社会 | リサイクル | コンクリート二次製品 | 彩の国リサイクル製品 | ウチコン | 久喜市
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