国立環境研究所は、研究情報誌「環境儀」第80号「災害環境研究のこれまでとこれから ふくしまで進める地域協働の新展開」を刊行した。東日本大震災から10年が過ぎ、福島県では多くの市町村で避難指示の解除が進み、復興・再生が本格化している一方で、いまだ4万人近くが避難生活を続け、また農林水産業は風評被害を払拭できない状況にあるなど、真の復興は道半ばにある。同誌第80号は、現在の被災地の状況を伝えるとともに、福島県三春町に開設した福島支部が地域の自治体や関係者と連携して取り組んできた放射性物質の動態や環境影響の調査・被災地のまちづくり支援など紹介するほか、「地域協働」をキーワードに、ふくしまで進める地域環境研究について紹介している。インタビュー記事、コラムおよび普及啓発記事(災害環境研究のこれまでとこれから)等を読み進めることで、同研究所の研究視点、研究者の取組姿勢および災害環境研究についての理解を深めることができるという。
情報源 |
国立環境研究所 新着情報
〔参考〕国立環境研究所動画チャンネル 環境儀80号紹介動画 |
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機関 | 国立環境研究所 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 国立環境研究所 | 環境儀 | 放射性物質 | 東日本大震災 | 三春町 | 福島支部 | インタビュー記事 | 地域協働 | 災害環境研究 | まちづくり支援 |
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