国立環境研究所は、「災害環境研究の今」第2号「地域資源を活用した環境創生型復興まちづくり」を刊行した。同研究所福島支部は、環境に配慮し、低炭素・資源循環の観点から新たな価値を創生する復興まちづくりを「環境創生型復興まちづくり」と呼んで研究を進めている。同誌2号には、同研究所が行っている4つの研究の紹介記事(地域エネルギーを中心とした復興に関する研究、木質バイオマスの利活用に関する研究、シミュレーションにより地域の将来像を検討する研究、分散型エネルギーシステムの導入可能性の研究)が掲載されており、「環境創生型復興まちづくり」に関する研究について紹介するものとなっている。