(独)国立環境研究所は、同研究所の研究成果を分かりやすく伝える研究情報誌「環境儀」第49号「東日本大震災-環境研究者はいかに取り組むか-」を刊行した。東日本大震災は、地震動と津波ががれきなどの大量の災害廃棄物を生み出し、有害物質が大気をはじめ、河川や海洋、土壌へも流出して環境を汚染した。さらに東京電力福島第一原子力発電所の事故による大量の放射性物質が放出し、過去に経験のない深刻な環境汚染問題を引き起こし、広範囲にわたってさまざまな影響を与えている。同研究所では、大震災の直後から、環境面における大震災からの復興に向けて研究活動を開始。地域環境の創造を実現するためには、被災地の地域環境の正確な実態の把握と災害の影響評価、さらに、安全で安心な社会の創造が求められる。廃棄物の処理・環境中の物質の動き・社会や経済の仕組みなどのさまざまな分野の研究者が、これまでの蓄積を生かしながら、未経験の分野の課題に取り組んでいる。今号では、この「災害と環境に関する研究」を中心とした活動について紹介している。
情報源 |
(独)国立環境研究所 報道発表
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機関 | (独)国立環境研究所 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 健康・化学物質 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 国立環境研究所 | 災害 | 廃棄物 | 環境儀 | 環境汚染 | 影響評価 | 地域環境 | 放射性物質 | 東日本大震災 | 被災地 |
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