国立環境研究所は、『地域における「脱炭素社会ビジョン」策定の手順(以下「マニュアル」)』を作成し、専用サイトに開設した。政府の2050年カーボンニュートラル宣言等を受けて、地域ぐるみでGHG排出量の実質ゼロを目指す地域(ゼロカーボンシティ)が増えている。同研究所・福島支部は専ら地域協働研究に取り組んでおり、地方公共団体がゼロカーボンシティ実現にかかる具体的な行動計画を立案するための基礎的な支援として当該マニュアルを作成した。1)脱炭素社会ビジョン策定の概要、2)脱炭素社会ビジョン策定の各ステップの内容と検討事項、3)脱炭素対策の候補リスト、4)将来シナリオの定量化⼿法、5)脱炭素社会づくりと多課題解決、6)事例編、の6章立てとなっている(A4カラー、全44ページ)。1)~5)の検討方法を解説するとともに、同支部がアドバイザーとして参加し、2020年2月に策定された「大熊町ゼロカーボンビジョン(目標年次:2030年、2040年、2050年、シナリオ数:3)」を紹介することで、ロードマップ・行動計画の粒度などもわかるようになっている。
情報源 |
国立環境研究所 報道発表
国立環境研究所 地域における「脱炭素社会ビジョン」策定の手順 |
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機関 | 国立環境研究所 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 国立環境研究所 | ロードマップ | 大熊町 | GHG排出量 | 福島支部 | ゼロカーボンシティ | 実質ゼロ | 2050年カーボンニュートラル | 脱炭素社会ビジョン | 地域協働研究 |
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