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 環境省、阿寒摩周国立公園エゾシカ対策実施計画を策定

発表日:2021.04.09


  釧路自然環境事務所は、「阿寒摩周国立公園(あかんましゅうこくりつこうえん)エゾシカ対策実施計画」を策定したと発表した。同省では、阿寒摩周国立公園におけるエゾシカによる影響を低減し、生態系の維持・回復を図ることを目標として、平成29年3月に「阿寒生態系維持回復事業計画」を策定した。また、令和2年11月には「阿寒摩周国立公園エゾシカ対策協議会」が設置された。今回、同計画を計画的かつ着実に進めるため、重点的に対策を実施すべき地区や対策手法、モニタリング等に関する事項をとりまとめた標記「実施計画」を策定した(計画期間:令和3年度~令和8年度)。昭和9年に指定された、最も歴史ある国立公園の一つである同公園でのエゾシカによる自然環境への被害低減のため、エゾシカ対策の目標、効果的・効率的な対策手法及び関係機関・団体の役割分担や連携等を定めることを目的としているという。

情報源 釧路自然環境事務所 報道発表資料
機関 釧路自然環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード モニタリング | 生態系 | 国立公園 | エゾシカ | 阿寒摩周国立公園 | 釧路自然環境事務所
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