釧路自然環境事務所と北海道は、「第4期知床世界自然遺産地域多利用型統合的海域管理計画」を策定した(計画期間:2023年4月1日~2028年3月31日)。両者は、海洋生態系の保全と、人間活動による適切な利用を両立するため、「知床世界自然遺産地域多利用型統合的海域管理計画」を策定し、知床世界自然遺産地域内の海域の管理を推進している。同計画の第3期計画の期間が2023年3月で終了するため、2023年4月から開始する「第4期計画」を新たに策定した。第4期計画では「海洋生態系の保全」と「人間活動による適正な利用」の両立のため、海洋環境や海洋生態系の保全及び漁業に関する法規制と、海洋レクリエーションに関する自主ルール及び漁業に関する漁業者の自主管理を基調としている。また、知床の海洋生態系を5つの構成要素に分類して、知床の海洋生態系を特徴付ける生物を指標種としてモニタリングを実施するなど、順応的管理の考え方に基づいた継続的な保護管理等を実施していくという。
情報源 |
釧路自然環境事務所 報道発表資料
第4期知床世界自然遺産地域多利用型統合的海域管理計画の概要(PDF) |
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機関 | 釧路自然環境事務所 環境省 北海道 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | モニタリング | 北海道 | 漁業 | 海洋生態系 | 人間活動 | 釧路自然環境事務所 | 知床世界自然遺産 | 海洋レクリエーション | 海域管理計画 |
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