東京電力(株)は、同社の100%子会社である東電環境エンジニアリング(株)が、石炭灰を再生利用した「ヒートアイランド抑制ブロック」の販売を開始すると発表した。東京電力では、千代田区と共同で、石炭火力発電所で発生する石炭灰を再生利用して保水性を高めた「ヒートアイランド抑制ブロック」の実証試験を千代田区大手町の歩道で進めている。今回、一定のヒートアイランド抑制効果が得られたことから販売を開始することとなった。このブロックは、石炭火力発電所で発生する石炭灰などのリサイクル資源を有効利用しており、製造時には、東電環境エンジニアリングの有する「無焼成レンガブロック製造技術」により、CO2排出量抑制を実現している。両社は今後、このブロックに浄水場発生土を加えたブロックを開発し、来年度の商品化を目指していくという。
情報源 |
東京電力(株) プレスリリース
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機関 | 東京電力(株) 東電環境エンジニアリング(株)(現:東京パワーテクノロジー(株)) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 大気環境 |
キーワード | ヒートアイランド | 東京電力 | CO2排出量 | 石炭灰 | 東電環境エンジニアリング | 再生利用 |
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