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 京都府、令和3年度光化学反応による大気汚染の緊急時対策を実施

発表日:2021.04.22


  京都府は、令和3年度光化学反応による大気汚染緊急時対策を実施すると発表した(実施期間:令和3年5月1日~9月30日)。発令対象地域は5地域で、京都市や宇治市など8市4町。常時監視網(18局)によるオキシダント濃度の測定・監視を実施し、オキシダント濃度(1時間値)が基準以上で継続すると認められるとき、注意報等の発令を行う。同府では、府民に対し光化学スモッグ注意報等の発令・解除を周知するとともに、市町等関係機関を通じ、被害発生状況等を把握する。また、注意報等発令時の対策として、大規模工場等に対する揮発性有機化合物・ばい煙の排出量の削減の要請や、自動車の使用者等に対する不急の自動車運行自粛の協力を求めるという。なお、令和2年度の注意報(0.12ppm以上)の発令日数は2日間であった。これまでに、警報(0.24ppm以上)の発令は昭和47年8月に1日のみ、緊急警報(0.4ppm以上)の発令はないという。

情報源 京都府 報道発表資料
機関 京都府
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 光化学反応 | 揮発性有機化合物 | 光化学スモッグ | 京都市 | ばい煙 | 宇治市 | 大気汚染緊急時対策 | オキシダント | 大規模工場
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