丹波篠山市、ミドリガメ駆除のため回収ポスト設置

発表日:2021.06.16

丹波篠山市(兵庫県)は、ミドリガメの幼名で親しまれている「ミシシッピアカミミガメ(学名:Trachemys scripta elegans)」の駆除を促すため、カメ回収ポストを設置するなど独自の取組を展開している。ミシシッピアカミミガメは、1950年代後半からペットとして国内で流通し、飼育個体が野外に放たれることなどにより、全国に分布している。2015年3月に環境省及び農林水産省が作成した「生態系被害防止外来種リスト」において「緊急対策外来種」に指定され、積極的な防除が必要とされている。同市の篠山城跡南堀は、県内有数のハスの群落として知られていたが、カメの食害により2005年頃に消滅していた。市では2014年から駆除を行い、2015年5月に「農都ささやま外来生物対策協議会」を設立した。また、篠山城跡三の丸西駐車場に「カメ回収ポスト」を設置、農村環境課にカメダイヤルを設け、市民により駆除されたカメの引き取りを行う。さらにカメが日光浴をする習性を利用したトラップ(日光浴罠)の設置、池の水を全部抜く(かいぼり)を行うなど積極的な防除活動を実施している。なお、市ではクサガメ、イシガメなど在来種の引き取りは行っていない。

新着情報メール配信サービス
RSS