三重県は、アカウミガメの保全活動に関する「みえ生物多様性パートナーシップ協定」の締結内容を発表した。同種は、赤道付近と極地をのぞく海域に広く分布しており、非常に広い生活圏をもつウミガメとして知られているが、北太平洋地域では日本が唯一の繁殖地であり、環境省のレッドリストにおいては絶滅危惧IB類(EN)に分類されている。同県では、平成29年度から、企業・活動団体・行政等との協創により生物多様性の保全を進める「みえ生物多様性パートナーシップ協定」の取組を進めており、今回、10件目となる「みえ生物多様性パートナーシップ協定」を締結し、6者が協力し絶滅危惧種であるアカウミガメの保全活動を進めるとした。協定に基づき、「ウミガメネットワーク三重」はアカウミガメの保護活動の実施や広報・普及啓発・成果発表を行う。また、バイオマスパワーテクノロジーズ(株)、三重エネウッド(株)、大成産業(有)、JFE環境サービス(株)津雲出事業所はアカウミガメの保護活動への参加・取組に係る資金等の提供を行い、三重県は広報・普及啓発への協力等を担うという。
情報源 |
三重県 報道発表資料
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機関 | 三重県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 絶滅危惧種 | パートナーシップ | 保全活動 | アカウミガメ | 三重県 | ウミガメ | ウミガメネットワーク三重 | バイオマスパワーテクノロジーズ | 三重エネウッド |
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