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 環境省、脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(令和3年度)の募集開始

発表日:2021.08.16


  環境省は、令和3年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(委託)の公募を開始すると発表した(募集期間:令和3年8月16日~9月17日)。同省は、脱炭素社会構築に資する資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型のプラスチック利用を段階的に改め、化石資源由来のプラスチックについて再生可能なバイオマスプラスチックや紙などへの代替を推進している。同事業は、化石資源由来のプラスチックの代替素材について、試作品の製作・評価などの手法により、製造工程及びリサイクル工程等の省CO2化を図るとともに、代替素材の普及に対する技術的課題の解決を図るなど、事業化に向けて必要な実証を行うもの。実施対象事業は、代替素材の社会実装を図るに当たり想定される技術的な課題の解決に資する実証を行う事業であり、化石資源由来のプラスチックについて、原料をバイオマスに切り替えたプラスチック、紙やセルロース等の再生可能資源素材、バイオ由来の新素材プラスチックに置き換える。また、化石資源由来のプラスチックの成分について、原料をバイオマスに切り替えたプラスチック、紙やセルロース等の再生可能資源素材、バイオ由来の新素材プラスチックの割合を増加する事業となっており、実証終了後に代替素材をどのような用途で普及を図るかが明確である取組であることとしている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
環境総合
キーワード バイオマスプラスチック | リサイクル | 環境省 | セルロース | プラスチック | 紙 | 省CO2 | 脱炭素社会 | 化石資源由来 | 再生可能資源素材
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