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 愛知県、「矢作川カーボンニュートラルプロジェクト」着手を発表

発表日:2021.09.01


  愛知県、「矢作川カーボンニュートラル(CN)プロジェクト」に着手すると発表した。同県は、1994年3月に地球温暖化対策を体系化した「あいちエコプラン21」を全国に先駆けて作成し、現在は2018年2月に策定した「あいち地球温暖化防止戦略2030」に基づき、取組を進めている。CNプロジェクトは、「第1回あいちカーボンニュートラル戦略会議(2021年7月13日)」で選定された、矢作川流域をモデルケースとして、「水循環」をキーワードに、再生可能エネルギー等の導入による国土強靱化をはじめ、森林保全・治水・水道からエネルギーまでを含め、官民連携で総合的かつ分野横断的にカーボンニュートラルの実現を目指すもの。今年度は、同プロジェクトの取組の方向性を取りまとめ、概略検討調査に着手し、既存資料により、課題を整理し、カーボンニュートラル実現に向け検討分野ごとの対策案、新技術導入と事業化方針を検討し、矢作川流域全体の二酸化炭素削減量の試算等、取組の全体像を作成するとしている。今後、1)治水対策、2)既存ダムの活用、3) 森林保全、4)農業施設の活用、5)水道及び工業用水道施設、6)下水施設、7)分野横断的な対策を行っていく。

情報源 愛知県 記者発表資料
機関 愛知県
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 水循環 | 愛知県 | カーボンニュートラル | 二酸化炭素削減 | あいち地球温暖化防止戦略 | 矢作川カーボンニュートラルプロジェクト | あいちエコプラン | あいちカーボンニュートラル戦略会議
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