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 環境省、新潟の大型バイオマス発電所・建設計画に係る環境大臣意見を提出

発表日:2021.10.11


  環境省は、「イーレックス新潟(仮称)建設計画に係る計画段階環境配慮書」に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。同事業は、イーレックス(株)が聖籠町(新潟県北蒲原郡)において、バイオマスを燃料とする火力発電所(約30万kW)を設置するもの(工事開始時期:2023年(予定)、運転開始時期:2026年(予定))。環境影響評価法および電気事業法は、出力15万kW以上の火力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業として対象事業としており、環境大臣は、事業者から提出された計画段階環境配慮書について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。今回、環境大臣意見として、燃料調達について、燃料調達段階を含むサプライチェーン全体の持続可能性を確保すること、サプライチェーン全体の生物多様性の保全に配慮することなどが示された。今後、経済産業大臣から事業者であるイーレックスに対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
環境総合
キーワード バイオマス燃料 | バイオマス発電 | 新潟県 | サプライチェーン | 電気事業法 | 環境大臣意見 | 計画段階環境配慮書 | 聖籠町 | イーレックス | 燃料調達
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