経済産業省は、第3回RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies)の開催概要を発表した(主催:(国研)産業技術総合研究所、開催日:2021年10月8日)。同会議は、2019年に日本主導により立ち上げられた国際会議で、同会議ではクリーンエネルギー技術に関するG20 各研究機関のトップが集まり、国際連携を通じた研究開発の促進により、脱炭素社会の実現を目指すとしている。同会合において、今後の参加機関の連携の方向性を示すリーダーズステートメントが採択された。同会合に先立ち、9月29日から10月1日にかけて開催されたテクニカル・セッションでは、最先端の知見を持つ研究者によるパネルディスカッションが行われ、カーボンニュートラル実現の観点から優先順位の高いテーマとして、1)分野別の脱炭素化戦略、2)水素の社会受容性、3)次世代エネルギー制御システム、の3つのテーマが取り上げられた。さらに、今回の会合では、具体的な国際共同研究を創出するための新たな活動として「国際連携タスクフォース」が立ち上げられ、共同研究プロジェクトの形成に向けて議論が開始される予定であり、現在、太陽光発電と水素分野など複数のタスク・グループの設置が調整されているという。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 水素 | 経済産業省 | 産業技術総合研究所 | カーボンニュートラル | RD20 | リーダーズステートメント | テクニカル・セッション | 脱炭素化戦略 | 次世代エネルギー制御システム |
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