青森県は、弘前城菊と紅葉まつりで使い捨てプラスチック容器の使用削減に取り組むと発表した(開催期間:令和3年11月1日~11月7日)。同県では、昨年5月に、県内におけるプラスチックごみの削減及び資源循環に向けた県民の行動をより一層促進するため、もったいない・あおもり県民運動推進会議として、「あおもりプラごみゼロ宣言」を行い、令和3年3月には、イベント等での使い捨て食器を減らすため、「リユース食器利用マニュアル」を作成した。今回、弘前市と連携し、「弘前城菊と紅葉まつり」に出店する一部店舗(弘前公園内「弘前城植物園」中央休憩所)において、市のイベントでは初の試みとなる、リユース食器を活用した飲食物の提供を行うという。あおもりプラごみゼロ宣言では、私たちができる7つの行動として、1)外出時にマイバッグを持ち歩く習慣を、2)詰め替え用やリサイクル素材のものなど、環境にやさしい商品選び、3)賢く使おうマイボトル、4)使い捨て製品はできるだけ使わない、5)使用後は正しく分別・リサイクル、6)ポイ捨ては絶対しない、7)清掃活動への参加などを掲げており、みんなで地域をきれいにイベント等でリユース食器を活用することは、同宣言の「使い捨て製品はできるだけ使わない」につながるという。