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 国交省、自動運転の普及拡大に向けた道路との連携に関する共同研究を開始

発表日:2021.11.16


  国土交通省は、自動運転の普及拡大に向けた道路との連携に関する共同研究を開始すると発表した。令和2年11月、世界初の自動運転レベル3の型式指定がされ、令和3年3月より市場投入が実現された。また、新車販売台数に占めるACC(Adaptive Cruise Control)搭載車両の割合は7割を超えるなど、先進安全技術の普及が進んでいる。これらの機能がより多くの場面で発揮されることで、交通事故や渋滞の削減、ドライバーの負担軽減など、道路利用者の安全・安心が確保されることが期待されている。このため、同省国土技術政策総合研究所は、自動運転の普及拡大に向け、自車位置特定に必要な区画線の要件案や、トンネル出口など車両センサでは収集が困難な道路前方の状況の情報提供手法についての共同研究者を公募した(公募期間:令和3年8月6日~9月10日)。審査の結果、同省国総研と民間企業等27者(28団体)が参画し、自動運転に対応した区画線の管理目安などの要件案や先読み情報提供システム仕様案の作成に向け、研究を進めていくこととなった。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省 国土交通省国土技術政策総合研究所
分野 環境総合
キーワード 国土交通省 | 国土技術政策総合研究所 | 自動運転 | 自車位置特定 | 自動運転レベル3 | ACC | 先進安全技術 | 車両センサ | 先読み情報提供システム
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