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 オキコム、「沖縄軽石マップ」を県内漁業者向けに公開

発表日:2021.11.29


  沖縄県でGISプログラム開発や建設業ソフトウェア販売などを手掛ける(株)okicom(本社:宜野湾市、以下「オキコム」)は、軽石の漂着状況を可視化した地図システム「沖縄軽石マップ」を県内漁業者向けに公開した。令和3年8月に発生した海底火山「福徳岡ノ場」の噴火により、10月末には鹿児島県及び沖縄県の複数の港湾において軽石の漂流・漂着が確認され、漁業被害や、漁船のエンジントラブルなどの被害が発生している。同社が開発した「沖縄軽石マップ」は、まとまって漂流する軽石の座標、長さや面積を調べる事ができる。沖縄県が日々公開している県内漁港や港湾の記録を軽石の漂着量で色分け表示可能。同社は、漁に出るかどうかの判断材料や、漁に出られなかった場合の「証拠」としても活用できるよう更なる整備を進めている。加えて、現時点では手作業での更新作業も多く、AI活用も計画しているという。このシステムは誰でも無料で見ることができる。

情報源 (株)okicom お知らせ
〔参考〕沖縄軽石マップ
機関 (株)okicom
分野 自然環境
キーワード GIS | AI | 漁業被害 | 軽石 | エンジントラブル | okicom | 宜野湾市 | オキコム | 地図システム | 沖縄軽石マップ
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