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 白鶴酒造、四季醸造工場に太陽光発電システムを導入

発表日:2021.09.17


  白鶴酒造(株)は、冬の寒い時期だけでなく、一年を通じて日本酒を醸造している「本店三号工場(所在地:神戸市東灘区住吉南町)」の3・4階の屋上部分(1,300 m2)に381枚の太陽光パネルを設置し、2021年9月27日から太陽光発電の電力を供用する。同社は、自然環境と調和した事業を目指し、環境に配慮した製品の企画・開発・生産・販売を推進している。また、SDGsに係わる取組の一環として、LED照明や省エネ効果が高い冷凍機への更新を進めつつ、2012年7月に竣工したボトリング工場「灘魚崎工場」に冷温同時取出ヒートポンプを導入している。灘魚崎工場の屋上には1,176枚の太陽光パネルが設置されており、年間約315,000 kWhの発電を行われている。今回、こうした実績を踏まえ、歴史ある四季醸造工場(1964年竣工)であり、同社の約4割の酒を生産している「本店三号工場」において太陽光発電と自家消費を推進し、「自然エネルギーを利用した酒造り」を具現化する。年間発電量は132,900 kWh(一般家庭約30世帯分相当)と見積もられている。引き続き、事業活動を通じてSDGs(目標2,3,4,5,6,7,8,12,14,15)に貢献するために、酒造メーカーならではの多様な取組活動や地域連携を進めていくという。

情報源 白鶴酒造(株) ニュースリリース
機関 白鶴酒造(株)
分野 環境総合
キーワード 省エネ | 太陽光パネル | LED照明 | SDGs | 本店三号工場 | 神戸市東灘区 | 灘魚崎工場 | 冷温同時取出ヒートポンプ | 四季醸造 | 自然エネルギーを利用した酒造り
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