国土交通省は、「カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた施策の方向性」と「CNP形成計画策定マニュアル(初版)」を公表した。同省では、CNPを形成し、脱炭素社会の実現に貢献するため、令和3年6月より、「CNPの形成に向けた検討会」を開催してきた。同省では、検討会でとりまとめた施策の方向性に沿った取組を進め、CNP形成計画の策定を促進するとしている。同施策の方向性として、CNPの目指す姿は「水素等サプライチェーンの拠点としての受入環境整備」と「港湾地域の面的・効率的な脱炭素化」であり、取組の方向性を「CNP 形成の対象範囲」「港湾地域における官民一体となった取組」「水素等の大量・安定・安価な輸入・貯蔵等」等の視点で整理する。同マニュアルは、温室効果ガスの現状と削減目標のための取組、水素・燃料アンモニア等の供給目標と供給計画等をとりまとめ、CNP形成計画の記載項目(CNP形成計画における基本的な事項、温室効果ガス排出量の推計・削減目標・計画、水素・燃料アンモニア等供給目標・計画、対策の実施・進捗管理・公表等)を示し、港湾管理者がCNP形成計画を作成・進捗管理していくプロセス等をまとめたもの。施策の方向性とマニュアル初版については、同省のホームページで確認できる。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた施策の方向性(PDF) |
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 水素 | 国土交通省 | サプライチェーン | 港湾管理者 | 脱炭素社会 | カーボンニュートラルポート | 燃料アンモニア |
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